(新)羽津音頭
羽津音頭とは
大正時代には、光明寺の境内で盆踊りが開かれていました。その当時の盆踊りの曲は、歌だけで楽器の伴奏はありませんでした。この時に歌われていた歌が、このWEBページ内の
¥地区紹介¥昔の年中行事¥8月 の「盆」の項に盆歌として掲載されています。
光明寺境内での盆踊りは、大正時代末には行われなくなってしまいました。
平成7年(1995)になり、この盆歌の復活が図られました。これが羽津音頭です。羽津音頭は歌詞もメロディーも盆歌そのままですが、テンポが遅くなり、囃子言葉が若干変更されています。羽津音頭は、当時、羽津小学校校庭にて開催されていた盆踊り大会で大々的に披露されたようです。
しかし、その後間もなく、盆踊り大会自体が中止になり、羽津音頭も忘れられてしまいました。
平成24年に、地域のつながりを強くすることを目的に、羽津地区の盆踊りを復活させましたが、その際、羽津音頭も復活させようという話がありました。しかしながら、踊りを覚えている人が見つからず断念せざるをえませんでした。また、曲のテンポが遅く、現代の盆踊りにはマッチしないだろうとの判断もありました。
新・羽津音頭
そこで、新しい羽津音頭を作ろうという話が持ち上がりました。羽津地区市民センターも賛同し、地域交流事業業務委託金(通称「館長権限予算」)が受けられることになりました。
作詞・作曲は、羽津出身のマック中原さんに、踊りの振り付けは羽津在住の油田直美さんにお願いすることになりました。作詞をするのにあたり、マックさんが羽津の人たちから、歌詞に入れてほしい羽津を表わす言葉を募集したところ、たくさん集まり過ぎて、当初は歌詞を4番程度で収めるつもりだったのが収まりきらず、5番までの長いものになってしまったそうです。
新・羽津音頭の歌詞
一 垂坂山から見下ろせば コンビナートが輝いて
志氐の大地を照らしては 心穏やか晴れてくる
はぁ 羽津はよいとこ 心も弾む
みんな輪になって踊ろやないか 踊ろやないか
二 歴史あふれる東海道 米洗川と交わって
八幡常夜灯 夫婦石 志氐神社一の鳥居
はぁ 羽津はよいとこ 心も弾む
みんな輪になって踊ろやないか 踊ろやないか
三 城山公園桜舞う 春の衣装を纏う羽津
糠塚山に神宿り 御田の稲穂に夢結ぶ
はぁ 羽津はよいとこ 心も弾む
みんな輪になって踊ろやないか 踊ろやないか
四 東を見れば海があり 西を見上げりゃ山がある
霞ヶ浦、羽津山緑地 賑やかな声が響く町
はぁ 羽津はよいとこ 心も弾む
みんな輪になって踊ろやないか 踊ろやないか
五 羽津の音頭で歌えや踊れ 心重ねた輪が熱い
ドームの上に陽が昇り 羽津の活気が降り注ぐ
はぁ 羽津はよいとこ 心も弾む
みんな輪になって踊ろやないか 踊ろやないか
楽譜
pdf版は、コチラです。