古民家


 名称  森良治家  所在地  羽津町10-10
 沿革等 森良治家は、東海道に面して東側に西向きに立っている。木造中二階建て入母屋造りの建物で、明治9年に建築された。
主屋と土蔵が平成24年4月20日に登録有形文化財に指定された。
市内の町屋の殆どが切妻造り、平入りの中では数少ない建築形式である。
森家は明治時代に酒屋、薬屋、廻船問屋、質屋を営んでおり、当時の大規模な町屋の趣を伝えている。

 

 名称  森玄佺家  所在地  羽津山町10-4
 沿革等 森玄佺家は四日市社会保険病院の東隣に旧道から少し入った所にある。
森家は代々医家で、四日市社会保険病院の前身である羽津病院の創業家でもあり、子どもの夜泣き疳の虫封じの漢方薬「鎮驚丸」の製造元でもある。
主屋は、中二階建て入母屋造りの建物で、明治16年の建築である。土蔵も古く、明治11年の建築である。

 

 名称  森医院  所在地  羽津町15-26
 沿革等 森家の主屋は江戸時代の建築という。かっては本屋根の上に煙抜きの小さい屋根が乗っていた。
森家も代々医家で、森玄佺家が「山の医者」と呼ばれたのに対し、こちらは「町の医者」と呼ばれていた。