さろん de 志氐我野
「さろん de 志氐我野」とは
志氐神社南西にある古民家を改装して開設された多世代交流サロン兼郷土資料館です。
平成28年9月18日にオープンし、現在は毎週月曜日、水曜日及び金曜日(但し、祝日を除く。)に地区の交流サロンとして開放されています。
開館時間は、月曜日9:30~12:30、水曜日10:00~16:00、金曜日9:30~12:00で、月曜日は体操とモーニングカフェ、水曜日の午前は羽津子育て支援ぴよぴよによる遊ぼう会、午後は羽津在宅介護支援センターなどによる健康体操、健康講座や健康相談が、金曜日はイキイキ百歳体操が行われています。
尚、さろんでの高齢者向けの介護予防に係る事業は、介護保険の住民主体サービス(通所型)に位置づけられるもので、介護保険からの補助を受けています。
※ 住民主体サービスには生活支援サービスを提供する訪問型もあります。
羽津地区では、令和2年4月から羽津生活支援隊「ねこの手」を立ち上げ生活支援事業を開始しました。
こちらもご活用ください。
利用は無料ですが、協力費100円をお支払いいただくと、コーヒーと茶菓子のサービスが受けられます。モーニングカフェでは協力費200円でモーニングセットを提供いたします。
さろんの様子
上段左:子育て支援ぴよぴよの遊ぼう会 上段右:健康体操
下段左:健康講座 下段右:将棋グループ
さろんde志氐我野のオープンは、CTYのケーブルNewsでも紹介されました。
現在は週3回の開館ですが、今後、更に開館頻度を増やして行きたいと思っています。そのためには、スタッフが不足しています。ボランティアスタッフとしてご協力いただける方を募集しています。ご協力いただける方は、羽津地区まちづくり推進協議会事務局(TEL 059-331-5333)までご連絡願います。
このさろんを使って、平成28年11月から子供食堂「&ゆう」、平成29年4月からは、子供たちの学習支援を目的とした寺子屋「楽修舎」(現在は休止中)、平成30年9月からは高齢者食堂「さんきゅう食堂」を開いています。令和4年6月からは無料塾を開始しました。今後とも、さろんの活用を進めていきますので、皆様のアイデアをお寄せ下さい。
★ まち協では、さろんde志氐我野を利用して妊産婦・乳幼児サポート講座を開催しています。
★ さろんde志氐我野では、施設を活用するために、さろん並びにまち協の活動趣旨に合致する事業に対して貸館を行っています。
現在、いすヨガ教室、大正琴教室などが開催されています
★ まち協では、コープみえとの連携にも取り組んでおり、その一つとして、離乳食づくり交流会を開催しています。
「さろん de 志氐我野」開設の経緯
羽津地区では、2009年から2013年の約4年をかけて、将来の地区のイメージを検討し、「羽津地区まちづくり構想」として取りまとめました。 この構想は四日市市都市計画マスタープランの地域・地区別構想を策定する基礎となるもので、四日市市長に提出されました。
この構想では、まちづくりの大目標として
「多世代と絆をつなぐまちづくり」
を掲げています。
「羽津地区まちづくり構想」に掲げる目標
「羽津地区まちづくり構想」では、目標達成のための具体的な将来像として、次のようなイメージを描いています。
安心して暮らせるまち
環境と共存するまち
郷土の歴史と文化が生きるまち
上記の赤字で示したイメージを具体化するものとして、交流サロン的なものや郷土資料館が必要との認識が関係者で共有されましたが、用地や施設を確保する目処が立たず、それ以上の進展はありませんでした。
施設確保の目処が立ち具体化・進捗
その後、志氐神社から「地区で役立ててもらえるのなら、空き家になっている神社隣接の古民家を提供してもいい。」とのご提案をいただきました。内部を見せてもらうと、昔風の田の字型の間取りで、土間や土間の台所、台所には井戸、更には屋根裏部屋もあるという造りになっていました。これを上手く利用すると、多世代が集い交流する場所としても、郷土資料館としても面白いものができるのではないかということになり、「さろん de 志氐我野」開設が決まりました。
羽津地区の現状(課題)
「羽津地区まちづくり構想」を作成するに当たり、住民の絆という観点から、羽津地区の現状(課題)を次のように認識しました。
課題解決のために…「さろん de 志氐我野」が目指すもの
上記の課題を解決する具体的手段の一つとして「さろん de 志氐我野」の設立が企画されました。現在は空き家となっている、志氐神社隣接地にある古民家を無償で借用し、これを改修して、地区のサロン兼郷土資料館とします。名称は、この辺りの昔の地名に因んで「さろん de 志氐我野」と名づけました。この古民家は、地区市民センターにも近く、羽津地区の中心地にあり、近くには生活バスの停留所もあって、地区住民が利用しやすい環境にあります。 ここを拠点に次のような活動を継続的に実施します。
事業により期待される効果
多世代が集い触れ合える場とすることで、次のような効果が期待されます。
子育て中の核家族ママ
子供たち
高齢者